ハイスピード・ヤ倍速・ギガ放題などwimaxプラン・サービスまとめ

WiMAXのプランまとめ

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ヤ倍速

「WiMAX2+」はプラン開始当初に下りの通信速度が最大110Mbpsでしたが、2015年に下り最大220Mbpsまで引き上げられました。ちょうど新しい通信速度が開始当初と比較して2倍だったので、高速化したWiMAX2+の通信速度が「ヤ倍速」と名付けられました。

最大速度は理想的な通信環境が整った場合の数値なので、実際は利用するエリアや回線の混雑具合によって通信速度が低下します。しかし、それでも下り数十Mbpsという格安SIM(MVNO)よりも高速の通信が可能です。

ギガ放題

通常はWiMAX2を利用すると、月間7GBまでの通信容量の制限が存在します。上限を超えることで通信速度が低速化するなど利用制限が発生します。しかし「ギガ放題」にはこうした容量制限が存在せず、月額4380円(税抜)で追加料金を支払うことなく容量無制限でWiMAX2+を利用できます。

しかし回線の混雑を避けるために3日で3GBまという速度制限があり、その上限を超えると翌日の昼から翌々日の昼にかけて通信速度が制限され低速化します。制限により低速化した場合も、通常のブラウジングや標準画質でのYouTubeの動画視聴くらいは問題のない通信速度が出るため、ストレスのないネット利用が可能です。また通信環境によっては、通信速度が制限中であってもHD画質での動画視聴が可能な通信速度が出る場合もあります。

WiMAXのサービスまとめ

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ノーリミットモード

WiMAXを利用した速度制限のないサービスです。WiMAXとは無線通信規格の一種であり、3GやLTEなどと同じものです。WiMAXを利用したサービスは2009年から始まり、いまでは非常に広い地域での利用が可能です。「WiMAX2+」の登場によって2018年をもって停波する予定であり、それに伴いサービス内容が縮小されています。

当初の通信速度は下りで最大40Mbpsでしたが、現在はWiMAX2+に回線の一部を与えたことで下り最大13Mbps程度まで低速化しました。しかし月間や短期間での通信容量制限が無いため、どれだけ通信を利用しても速度制限が発生しません。

ハイスピードモード

WiMAX2+を利用できる全ての機種で選択可能な現在主流のサービスです。WiMAXを大きく超える高速通信が可能で、サービス開始当初には下り最大110Mbpsでしたが、現在の通信速度は下り最大220Mbpsまで引き上げられています。また、WiMAX2+を利用可能できる最新機種では、三波キャリアアグリゲーションによって下り最大370Mbpsを実現した機種も存在します。

東京渋谷駅周辺エリアからスタートして、順次利用可能エリアが拡大しています。さらに今後は,高速化した下り最大440Mbpsに対応したWiMAX2+ルーターの登場も予定されています。利用可能エリアは順次拡大されていますが、まだ充分ではないので契約前に確認が必要です。また通信環境によって一部エリアで下り最大110Mbpsになる場合があります。ギガ放題のプランを契約することで通信容量無制限で利用できます。

ハイスピードプラスエリアモード

「ハイスピードモード」に加え、高速ワイドエリアの「au 4G LTE」が利用可能なサービスです。WiMAX2+は対応エリア内での高速通信が可能ですが、対応エリアは現在拡大中なのでまだ未対応のエリアもあります。そうした際にも人口カバー率99%のau 4G LTEが利用できることで、安定してネット通信が利用できます。

「ハイスピードプラスエリアモード」は端末の設定変更により簡単に利用できますが、利用した時点で月額千円程度の別途料金が発生します。またハイスピードモードでギガ放題の契約を結んでいる場合でも、ハイスピードプラスエリアモードを利用した時点で月間7GBの通信容量制限が発生します。この制限は後でハイスピードモードに戻しても解除されません。

そして通信容量の上限を超えた場合、通信速度が128kbpsに制限されます。これは通常のネット利用にも支障がある通信速度です。そのため、ハイスピードプラスエリアモードはこうしたデメリットを踏まえた上で慎重に利用する必要があります。

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