WiMAX2+を契約するなら抑えるべき3日間の速度制限
WiMAX2+には通信容量の制限がある
UQコミュニケーションズが提供しているWiMAX2+は、月々の通信容量に制限が無い事を売りにしています。一般的な携帯電話事業者では一定のデータ量、月々数ギガバイトまでを制限としていることがほとんどですがUQFlatツープラス ギガ放題のプランだとハイスピードモードのWiMAX2+の月間使用量に制限がありません。更に無線の悩みである繋がりにくいといった問題にも、WiMAX2+は広範囲のエリアで通信できる謳い文句。
「制限も無いしエリアも広い!今すぐ契約だ!」
と、思った方。そこで即契約に踏み切るのは早合点です。WiMAX2+には3日間で3ギガバイトの通信制限がある事を抑えておく必要があります。
3日間で3ギガバイトの通信制限とは?
「WiMAX2+は月間使用量に制限が無いと言っていたのにどういうこと?」
確かに月々の利用料には制限がありません。この制限が設定された背景には、通信事業者の間で問題となっているスマートフォンや動画投稿サイトを利用される事により、通信量が数年前とは比べ物にならない程増加した事が大きな要因です。
WiMAX2+も例外ではなく、月々の使用料には制限を設けていないものの直近3日間の間では制限を設ける事で対策を取っています。速度制限を受ける事なく一ヶ月間使用するには、ざっと見積もっても一日の使用量を1ギガバイトに抑える必要があります。ただ、あくまでも3日間で3ギガバイトに抑えれば良いので3日の内1日を2ギガ、残り2日を0.5ギガ未満に抑える事で速度制限を回避する事は可能です。
実際に3日間で3ギガを超えてしまうと?
実際に3日間の制限を超えてしまうと、大幅な速度制限を受ける事になります。使用するエリアや混雑具合等の環境によっては状況が大きく異なるうえ3日間3ギガバイトを超えた場合の具体的な速度は明記されていません。ですが、過去の速度制限や一昔前の回線である3G回線と比べても標準画質のYouTubeを問題なく見ることが可能とあり制限を受けた現在の方が速度は上がっている声もあります。
3日間の速度制限を受けると動画を見るのは難しいもののインターネットの閲覧やメールのやり取りでは問題ないと見て良いでしょう。また仮に速度制限を受けたからといっても追加料金を取られたり、違反金といった料金面で何らかのペナルティを負う事はありません。
3日間3ギガバイトの制限目安を抑えておこう
それでは実際に速度制限を受けない為に、まず目安の容量を抑えておきましょう。速度制限を受けない為には一日1ギガバイトに抑えなくてはいけないということは先に述べました。あくまで目安ですが、スマートフォンでYouTubeを標準画質で閲覧した場合は4時間で1ギガバイト。パソコンであれば1時間半で1ギガバイトに達すると見積もる事業者は多めです。
では、それ以内に収めれば確実に速度制限を回避できるのかと言われるとそうではありません。動画の閲覧だけでなくネットサーフィン、ゲームや音楽のダウンロードも行えばその分通信量が上乗せされます。更にスマートフォンは、バックグラウンドで動いてインターネットから情報をダウンロードし情報を更新するリアルタイムの時刻表のような、常駐型のアプリケーションの存在も忘れてはいけません。
もしも仮にスマートフォンもPCも同じWiMAX2+を使用していたとしたらどうでしょうか?今は光回線などの固定回線の代替としてWiMAX2+を選択肢に入れる人もいますが上記の結果、動画をあまり見ていないのに一日で1ギガに達してしまった!という人も少なくないのです。
抑えておくべきポイントは過度な使用は控える節約にある
速度制限を受けない為の最大の対策は使用を抑えるという事が最も大事です。特に動画は情報量が多く、通信量がかさむ最大の原因になってしまいます。逆に言えば、動画の通信量を抑える事が通信量を抑える基本項目となりますので見たい動画を厳選し、一日の動画鑑賞の時間を1時間に抑えてみる。
合わせてスマートフォンも使用するのであれば、バックグラウンドのアプリをオフにして必要な時だけ使用する事も行ってみて相乗効果を狙ってみるのも良いでしょう。
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